【10人規模・2026年版】ジョブカン・マネーフォワード クラウド勤怠・KING OF TIMEの比較:給与ソフトで決める選び方と、10人で月いくらか
- この記事で運営者が使ったもの
- マネーフォワード クラウド(勤怠を含む・ビジネスプラン)、ジョブカン
- 使っていないもの(公式の情報をもとに)
- KING OF TIME
結論
従業員10人の会社なら3つとも人数は足りるので、今の給与計算ソフトとつながるもの を選び、そのうえで 10人での月額 を比べます。
| 今の給与計算ソフト | 勤怠の候補 | 公式で確かめたこと(2026-09-25) |
|---|---|---|
| マネーフォワード クラウド給与 | マネーフォワード クラウド勤怠 | 同じ法人向け料金プランの中にある。ビジネスプランなら勤怠は5名分が含まれ、10人でも上乗せは月1,500円(推定) |
| ジョブカン給与計算 | ジョブカン勤怠管理 | 同じシリーズ。勤怠・給与パックで1人月550〜850円 |
| freee人事労務 | まず freee人事労務の中の勤怠 | 勤怠の打刻はスタンダードプランから。別の勤怠を足す前に、今のプランを見る |
| まだ決めていない | 先に給与計算ソフトを決める | 給与まで1つで済む形は、KING OF TIME(給与計算込みで1人月300円)、ジョブカン勤怠・給与パック、マネーフォワード クラウドのビジネスプラン |
- 10人の勤怠だけの月額は、ジョブカン勤怠管理が 2,000〜5,000円(使う機能の数で変わる)、KING OF TIME が 3,000円、マネーフォワード クラウド勤怠はプランの基本料金に含まれ、ビジネスプランなら上乗せ 1,500円(下の試算)
- マネーフォワード クラウド給与には、ジョブカン勤怠管理もKING OF TIMEもAPIでつなげます。ただし10人でクラウド給与を使っているなら、同じプランの勤怠は上乗せが小さいので、他社の勤怠を足すと月の支払いがそのぶん増えます
申し込む前に気になりやすい3つ:
- 無料で試せる期間:マネーフォワード クラウド 1か月(クレジットカードの登録は不要)、ジョブカン勤怠管理 30日間、KING OF TIME 30日間(各社の公式ページ)
- 今の勤怠から移せるか:切り替える日と、並べて動かす期間は 勤怠管理システムを乗り換えるタイミング。Excelの出勤簿から初めて移るなら 勤怠管理をExcelからクラウドに移行する手順
- うちの人数だといくらか:下の「10人で月いくらか」の単価に、自社の人数を入れ直せば出ます
この記事が役に立つ人
- 従業員10人前後の会社で、勤怠と給与を一人で担当していて、勤怠管理のシステムを選んでいる・選び直している人
- 「勤怠管理 比較」の記事を読んだが、20製品・30製品の一覧で、自社の給与ソフトならどれか が分からなかった人
- 社長に「10人で月いくらか」を数字で出したい人
私が使った範囲
私は、ジョブカンとマネーフォワード クラウドを使ったことがあります。KING OF TIMEは使っていません。 KING OF TIMEの欄は、公式の料金ページとヘルプだけをもとに書いていて、使い心地の評価はしていません。
マネーフォワード クラウドは最初から使っていました。最後は、会計・給与・勤怠・労務・経費をすべてマネーフォワード クラウドでそろえていて、法人プランはビジネスプランでした。給与・勤怠・経費から会計へ仕訳が入るようにつないでいて、10人規模で、バックオフィスのSaaSの合計は 月2万円以下 でした。
当時、勤怠のツールを並べて比べる検討は特にしていません。この記事の比較は、2026-09-25時点の公式の料金と機能から作り直したもの です。
選ぶ順番:給与ソフト→打刻→有給・シフト→月額
- 今の給与計算ソフトとつながるか — 勤怠の締めのあと、残業時間や休暇の日数を給与に渡す作業が毎月あります。ここがつながっていないと、手で写す作業が残ります
- 打刻の方法が働き方に合っているか — 事務所で打つのか、外出先から打つのか。ICカードや生体認証は、月額とは別に機器の費用がかかります
- 有給休暇・シフトの管理が要るか — ジョブカン勤怠管理は機能ごとに料金が足される形なので、ここで月額が変わります
- 10人での月額 — 最低料金と、人数の数え方(登録している人数か、月末に在籍している人数か)まで見ます
10人で月いくらか(税抜・推定)
前提:従業員10人、全員が勤怠の対象、管理する人は1人。打刻機器は買わない。
勤怠だけを入れる場合
| 10人の月額 | 年額(×12か月) | 出し方 | |
|---|---|---|---|
| ジョブカン勤怠管理(出勤管理だけ) | 2,000円 | 24,000円 | 1機能 1人月200円×10人。最低料金も月2,000円 |
| ジョブカン勤怠管理(出勤管理+休暇・申請管理) | 3,000円 | 36,000円 | 2機能 1人月300円×10人 |
| ジョブカン勤怠管理(出勤・シフト・休暇・申請) | 4,000円 | 48,000円 | 3機能 1人月400円×10人 |
| ジョブカン勤怠管理(4機能すべて) | 5,000円 | 60,000円 | 4機能 1人月500円×10人 |
| KING OF TIME | 3,000円 | 36,000円 | 1人月300円(税別)×10人。給与計算なども込み |
| マネーフォワード クラウド勤怠(すでにビジネスプランを契約している場合の上乗せ) | 1,500円 | 18,000円 | 5名分は基本料金に含まれる。6名目から1名月300円×5名 |
| マネーフォワード クラウド(勤怠のためにビジネスプランを新しく契約する場合) | 7,980円 | 95,760円 | 年払いの基本料金77,760円+上乗せ18,000円。基本料金には会計なども含まれる |
- KING OF TIMEには勤怠だけの料金プランはなく、人事労務・勤怠管理・給与計算がまとめて1人月300円です(それぞれを単体では契約できない)
- ジョブカン勤怠管理の4つの機能は、出勤管理・シフト管理・休暇・申請管理・工数管理です。工数管理だけは単独で使えません。1機能で1人月200円、1機能足すごとに+100円です
- マネーフォワード クラウドを月払いにすると、ビジネスプランの基本料金は月7,980円です。勤怠のために新しく契約する場合は、月払いで月9,480円になります
- マネーフォワード クラウドは 2027年6月1日以降に更新する契約から 基本料金が上がり、ビジネスプランは年払い83,760円・月払い月8,980円になります。改定のお知らせでは、人数で増える単価(従量課金)は変更なしとされています(2026-09-25時点)
勤怠と給与を一緒に入れる場合
| 10人の月額 | 年額 | 出し方 | |
|---|---|---|---|
| ジョブカン 勤怠・給与パック | 5,500〜8,500円 | 66,000〜102,000円 | 1人月550〜850円(勤怠管理のプランで変わる)。最低料金は月4,000円。年末調整も追加料金なし |
| KING OF TIME | 3,000円 | 36,000円 | 1人月300円(税別)のまま。人事労務・勤怠管理・給与計算を含み、それぞれを単体では契約できない |
| マネーフォワード クラウド ビジネスプラン(年払い) | 9,480円 | 113,760円 | 基本料金77,760円+勤怠の上乗せ18,000円+給与の上乗せ18,000円。基本料金には会計・経費なども含まれる |
マネーフォワード クラウドの金額は、会計ソフトまで入った料金です。ジョブカンとKING OF TIMEの金額には、会計ソフトは入っていません。会計まで入れた組み合わせの年額は freee・マネーフォワード・SmartHR×ジョブカンの組み合わせ比較 で出しています。
人数の数え方が違う
| 何人分を払うか | 公式の出典 | |
|---|---|---|
| ジョブカン勤怠管理 | 毎月の登録ユーザー数 | プラン・料金 |
| KING OF TIME | 利用月の1日〜末日に登録されている従業員数。その月に退職した人、入社日が翌月以降の人、休職中の人、テストで登録した人も含む。管理者は含まない | 【課金】本システムの課金体系 |
| マネーフォワード クラウド勤怠 | 月末時点で在籍している従業員(月末時点で入社前の人は除く) | 従量課金対象はどのようにカウントされますか? |
| マネーフォワード クラウド給与 | その月に給与の確定処理をした人数 | 同上 |
人が増えたときは、1人増えるごとに、ジョブカン勤怠管理は月200〜500円、KING OF TIMEは月300円、マネーフォワード クラウド勤怠(ビジネスプラン)は月300円ずつ上がります。
料金の出典:ジョブカン勤怠管理 プラン・料金/ジョブカン勤怠・給与パック/ジョブカン給与計算 プラン・料金/KING OF TIME ご利用料金/マネーフォワード クラウドの料金/マネーフォワード クラウド 料金体系の一部改定について
比較表(公式の情報で確かめた範囲)
KING OF TIMEは使っていないので、◎○△の判定は付けず、公式に書いてある事実だけを並べています。
| ジョブカン勤怠管理 | マネーフォワード クラウド勤怠 | KING OF TIME | |
|---|---|---|---|
| 10人の勤怠の月額(税抜・推定) | 2,000〜5,000円 | ビジネスプランの中。上乗せ1,500円 | 3,000円 |
| 料金の決まり方 | 1人あたり×使う機能の数。最低月2,000円 | 法人向けプランの基本料金に含まれ、6名目から1名月300円 | 1人月300円の一律。最低利用人数なし |
| 同じシリーズの給与計算 | ジョブカン給与計算(1人月400円・最低月2,000円) | マネーフォワード クラウド給与(同じプランの中) | 給与計算は料金に込み |
| マネーフォワード クラウド給与とのつなぎ方 | API連携・CSV連携 | 同じシリーズ。API KEYで連携 | API連携 |
| 打刻の方法(公式ページの記載) | 共用PC、各自のPC、スマートフォンのGPS打刻、ICカード、指静脈、iPadの顔認証など | PC、スマートフォン、ICカード、GPS、Slackなどのチャット | PC、スマートフォン(位置情報)、アプリ、PCのログオン・ログオフ。ICカード・生体認証・iPadの顔認証は有償 |
| 有給・シフト | 休暇・申請管理、シフト管理は機能を足す形 | 有給休暇の自動付与、シフト管理 | 休暇管理、スケジュール・シフト管理 |
| 無料で試せる期間 | 30日間(無料プランもあり・機能制限あり) | 1か月(カードの登録不要) | 30日間 |
| 申し込み | 30日間無料で試す(広告・法人・個人事業主向け) | 1か月無料で試す(広告・法人・個人事業主向け) | 公式の料金ページ(広告ではありません) |
打刻の出典:ジョブカン勤怠管理 プラン・料金(打刻機器のご案内)/マネーフォワード クラウド勤怠/KING OF TIME/KING OF TIME 選べる多彩なタイムレコーダー(有償の打刻機器と価格)
給与ソフトとのつなぎ方
勤怠と給与をつなぐときに、3つに共通して引っかかるのは 従業員の番号 です。勤怠側と給与側で番号がずれていると、データが入らなかったり、別の人として登録されたりします。
| 勤怠 → マネーフォワード クラウド給与 | つなぎ方 | 先にそろえるもの |
|---|---|---|
| マネーフォワード クラウド勤怠 | クラウド勤怠の「全権管理者メニュー」>「連携」>「外部連携」でAPI KEYをコピーし、クラウド給与の「連携設定」>「勤怠管理」に貼る。クラウド給与は「給与担当者」の権限が要る | 両方の 従業員番号を同じにする(違うと勤怠データが連携できない) |
| KING OF TIME | クラウド給与の連携設定で、KING OF TIMEの全権管理者IDとパスワードを入れる(API連携) | クラウド給与の従業員番号と、KING OF TIMEの 従業員コードを完全に一致 させる |
| ジョブカン勤怠管理 | API連携、またはCSV連携 | 公式の手順に沿って、従業員の対応を先に確かめる |
出典:「マネーフォワード クラウド勤怠」との連携設定方法/「KING OF TIME」の連携設定方法/クラウド給与と連携できる勤怠サービス
KING OF TIMEの公式サイトでは、連携先として、人事労務freee・MFクラウド給与・給与奉行クラウドなどが挙がっています。今の給与ソフトがその一覧にないなら、給与ソフト側の「連携できる勤怠サービス」の一覧を先に見ると早く決まります。
マネーフォワード クラウド勤怠と給与の連携を、画面の順に確かめたいときは → マネーフォワード クラウド勤怠と給与の連携手順
向かない会社・気をつける所
マネーフォワード クラウド勤怠
- 公式の料金ページでは、クラウド勤怠は法人向けプランの中のサービスとして載っていて、勤怠だけの料金は出ていません。会計・給与を他社で使い続ける会社が勤怠のためだけに入れると、基本料金ごと払う形になります(10人で年95,760円・推定)
- 10人で使うなら ビジネスプランが前提 です。スモールビジネスプランは勤怠が3名までで、人数を足せません
- 2027年6月1日以降の更新から基本料金が上がります → マネーフォワード クラウドの法人料金改定(2027年6月)
ジョブカン勤怠管理
- 有給・シフト・工数まで使うと、1人月500円まで上がります。どの機能を使うかを先に決めないと、見積もりがぶれます
- 最低料金が月2,000円なので、人数が少ないうちは「単価×人数」より高くなります
- 給与計算を別に入れると、ジョブカン給与計算の最低料金(月2,000円)も別にかかります。両方使うなら勤怠・給与パック(最低月4,000円)と比べます
KING OF TIME(使っていないので、公式に書いてある契約の条件だけ)
- 課金は「その月に登録されている従業員数」です。その月に辞めた人や、テストで登録した人も数に入ります
- 料金ページの支払いは銀行振込かクレジットカードで、使い始めは銀行振込での請求と書かれています。カード払いにするにはサポートセンターへの問い合わせが要ります
つまずきやすい所
- 「マネーフォワード」の比較が、別の製品になっている — 上位の比較記事には、「マネーフォワード クラウド勤怠Plus」で比べているものがあります。公式では、Plusは51名以上向けの製品として案内されています。10人の会社が法人向けプランで使うのは「クラウド勤怠」です
- テストで登録した従業員を消し忘れる — KING OF TIMEは、テストで登録した従業員や、最初から入っている「勤怠太郎」「勤怠花子」も課金の対象です(公式ヘルプ)。本番の前に消しておきます
- 従業員番号を勤怠と給与で別々に付ける — 連携のときに入らない原因になります。導入の最初に、給与側の番号に合わせます
- マネーフォワードをスモールビジネスプランで見積もる — 勤怠は3名まで・追加不可なので、10人は入りません
- 打刻機器の費用を月額に入れ忘れる — ジョブカンのICカード打刻は3,500円から、指静脈の機器は55,000円など、月額とは別です(公式の打刻機器のご案内)
- 締めの途中で切り替える — 勤怠を切り替える日は、締め日の翌日にそろえます → 勤怠管理システムを乗り換えるタイミング
よくある質問
Q. マネーフォワード クラウド給与を使っていますが、勤怠はジョブカンやKING OF TIMEにできますか?A. できます。マネーフォワード クラウド給与は、ジョブカン勤怠管理(API・CSV)とKING OF TIME(API)の勤怠データを取り込めます(クラウド給与と連携できる勤怠サービス)。ただし、10人でクラウド給与を使っているならビジネスプランの中に勤怠も含まれていて、上乗せは月1,500円(推定)です。他社の勤怠にすると、その料金(ジョブカンは月2,000〜5,000円、KING OF TIMEは月3,000円)が別にかかります。
Q. 無料プランで済ませられますか?A. ジョブカン勤怠管理には無料プランがありますが、公式の料金ページでは「機能制限あり」とされています。ジョブカン給与計算の無料プランは、従業員5名までで、他サービスとのデータ連携が制限されます。10人で勤怠と給与をつなぐなら、有料プランで考えておくのが無難です。
Q. KING OF TIMEを解約して、ほかの勤怠に移るときは?A. 解約の手順と、解約する前に書き出しておくデータは KING OF TIMEの解約方法と、解約前に書き出すデータ にまとめています。
まとめ
- 勤怠管理は、今の給与計算ソフト から決める。マネーフォワード クラウド給与ならクラウド勤怠、ジョブカン給与計算ならジョブカン勤怠管理、freee人事労務ならまず中の勤怠を確かめる
- 10人の勤怠だけの月額(税抜・推定)は、ジョブカン勤怠管理 2,000〜5,000円、KING OF TIME 3,000円、マネーフォワード クラウド勤怠はビジネスプランへの上乗せ1,500円
- 連携の前に、勤怠と給与の 従業員番号をそろえる
次に決めること:
- マネーフォワードでつなぐなら:マネーフォワード クラウド勤怠と給与の連携手順
- 今の勤怠から切り替えるなら:勤怠管理システムを乗り換えるタイミング
- Excelの出勤簿から初めて移るなら:勤怠管理をExcelからクラウドに移行する手順
- 会計・労務まで入れた年額を出すなら:freee・マネーフォワード・SmartHR×ジョブカンの組み合わせ比較