会計・経費

マネーフォワード クラウドの料金を10人の会社で試算【2026年版】:会計・給与・勤怠・経費・人事で年13万〜16万円台(ビジネスプラン・年払い・税抜)

結論

従業員10人で、会計・給与・勤怠・経費・人事労務(社会保険・年末調整・マイナンバー・人事管理)をマネーフォワード クラウドにそろえると、ビジネスプラン・年払いで 年131,760〜161,760円(税抜・2026-09-25時点の料金)です。

10人の会社の使い方年払い(改定前→改定後・推定)月払い(改定前→改定後・推定)
給与・勤怠・労務は10人、経費を使う人は5名以内131,760円→137,760円149,760円→161,760円
上に加えて、経費も10人全員が使う161,760円→167,760円179,760円→191,760円

金額は税抜の試算です。改定後は、従量課金の単価が今のままの場合の推定です。

  • 10人で給与か勤怠を回すなら、プランはビジネスが前提 です(スモールビジネスは給与・勤怠・経費・人事管理が各3名まで)
  • 年払い・改定前なら、年額の4〜5割は 人数で増える従量課金 です(月払い・改定後では3〜4割台)。10人だと基本料金のほかに 月4,500〜7,000円 かかります
  • 2027年6月の改定で上がるのは 基本料金の部分(年払いで年6,000円)。従量課金の単価は、改定のお知らせに変更の記載がありません(2026-09-25時点)

申し込む前に気になりやすい3つ:

  • 無料期間:1か月無料。クレジットカードの登録は不要で、終了後に自動で課金されることはない、と公式の料金ページにあります
  • 今のソフトから移せるか:マネーフォワード クラウド会計へ乗り換える手順 にまとめています
  • うちの人数だといくらか:下の「自分の会社の人数で出す式」に数字を入れれば出ます

この記事が役に立つ人

  • 従業員10人前後の会社で、経理と労務を一人で担当していて、マネーフォワード クラウドにそろえたときの年額を社長に出したい人
  • 公式の料金ページを見たが、サービスごとに人数の決まりが分かれていて、合計がいくらになるか分からない人
  • すでに契約していて、2027年6月の改定で予算がいくら変わるかを知りたい人

私のときの額と、この試算

私は、会計・給与・勤怠・労務・経費を、すべてマネーフォワード クラウドにそろえていました。最後に使っていた法人プランは ビジネスプラン です。

10人規模で、バックオフィスのSaaSの合計は 月2万円以下 でした。

この試算の最大額(経費も10人全員・月払い・改定後の推定。税込で月約17,600円)は、上の「月2万円以下」の範囲に収まります。ただし、下の試算は2026-09-25時点の公式の料金から出したもので、当時の内訳ではありません。料金は時期によって変わりえます。

10人ならビジネスプランになる理由

マネーフォワード クラウドの法人向けプランは3つです。

プラン対象(公式の料金ページの表記)10人の会社で
ひとり法人経営者1名対象外
スモールビジネス利用者3名以下給与・勤怠・経費・人事管理は 各3名まで。10人の給与・勤怠は回せない
ビジネス利用者4名以上含まれる人数を超えた分は、1名ごとに従量課金で追加

給与は、スモールビジネスで 4名以上の確定処理をするならビジネスプランを検討 するよう、公式ヘルプに書かれています。勤怠も、スモールビジネスで登録できるのは3名までです。

ビジネスプランの基本料金には、会計・請求書・経費・債務支払・勤怠・給与・年末調整・社会保険・マイナンバー・人事管理・契約・Boxの12サービスが含まれます。別々に契約するのではなく、1つの基本料金に、人数で増える分を足す形です。

料金の部品①:基本料金

公式の料金ページとお知らせからの写しです。

ビジネスプラン月払い年払い年払いの税込
改定前の料金月7,980円年77,760円(月あたり6,480円)年85,536円
改定後(2027年6月1日以降の更新から)月8,980円年83,760円年92,136円(概算)
  • 金額は税抜です(年払いの改定前の税込は、公式の料金ページの表記)
  • 月払いを12か月続けると、改定前は年95,760円、改定後は年107,760円。年払いとの差は 18,000円→24,000円 に広がります
  • 新しい料金になるのは、2027年6月1日に一斉にではなく その日以降に更新される契約から です。年払いは、更新日によって上がる時期が最大で約1年ずれます(詳しくは 法人料金改定の記事)

出典:Web契約の料金体系について(最終更新 2026-07-07)、料金体系の一部改定について(2026-09-24公開)、料金プラン

料金の部品②:人数で増える分(従量課金)

ビジネスプランは、サービスごとに基本料金に含まれる人数が決まっていて、超えた分に毎月の料金がかかります。

サービス基本料金に含まれる人数超えた1名あたり(月・税抜)数え方
会計3名300円月末時点のユーザー数
給与5名300円その月に確定処理をした人数
勤怠5名300円月末時点の在籍中の従業員数
経費5名500円月末までのアクティブユーザー数
社会保険5名100円月末時点の在籍中の従業員数
年末調整5名100円月末時点の在籍中の従業員数
マイナンバー5名100円月末時点の登録人数
人事管理10名600円月末時点の在籍中の従業員数

出典:従量課金対象はどのようにカウントされますか?(2026-08-27更新)。このほか請求書(3名・300円)、債務支払(10件・300円)、契約(3名・900円)にも従量課金がありますが、この記事の試算には入れていません。

年末調整も、年末調整の時期だけでなく、その月に在籍中の従業員の数 で毎月数えられます(年末調整の利用料金)。試算でも12か月分を入れています。

10人で年いくらか:試算表

試算の前提

  • 従業員は10人。全員の給与・勤怠・社会保険・年末調整・マイナンバー・人事管理をマネーフォワードで扱う
  • 会計のユーザーは3名以内(一人担当と社長など)。顧問税理士などの士業アカウントは、会計の人数に数えない決まりです
  • 経費は「使う人が5名以内」と「10人全員」の2通り
  • 改定後も、従量課金の単価は今のまま(お知らせに変更の記載がないため。推定)
  • オプション(AI-OCRの101件目以降、経費のオペレーター入力など)は入れない

1か月の従量課金

サービス超えた人数月額(税抜)
給与10−5=5名1,500円
勤怠10−5=5名1,500円
社会保険10−5=5名500円
年末調整10−5=5名500円
マイナンバー10−5=5名500円
人事管理10名まで含まれる0円
会計3名以内0円
小計(経費5名以内)4,500円(年54,000円)
経費(10人全員)10−5=5名2,500円
小計(経費10人全員)7,000円(年84,000円)

給与と勤怠の「10名で1,500円」は、公式ヘルプの計算例と同じです。

年額(基本料金+従量課金12か月)

支払い方・時期経費5名以内:税抜税込(概算)経費10人全員:税抜税込(概算)
年払い・改定前131,760円144,936円161,760円177,936円
年払い・改定後(推定)137,760円151,536円167,760円184,536円
月払い・改定前149,760円164,736円179,760円197,736円
月払い・改定後(推定)161,760円177,936円191,760円210,936円

金額は税抜と、税抜に1.1を掛けた概算の税込です。改定後は、従量課金の単価が今のままの場合の推定です。月あたりにすると、年払い・改定前で約11,000〜13,500円(税抜)です。

1人増える・減るとき、月いくら変わるか

10人は、人事管理がちょうど基本料金に収まる人数です。11人目からは人事管理の600円が加わる ので、1人あたりの増え方が変わります。

人数の変化月に増える額(税抜)内訳
6人目〜10人目を1人増やす900円(経費も使えば1,400円)給与300+勤怠300+社会保険100+年末調整100+マイナンバー100(+経費500)
11人目以降を1人増やす1,500円(経費も使えば2,000円)上に人事管理600を足す

採用の予定がある会社は、社長に年額を出すときに「1人増えるごとに年18,000〜24,000円(11人目以降・税抜)」と添えておくと、あとで説明し直さずに済みます。

自分の会社の人数で出す式

【 】に人数を入れて使えます(ビジネスプラン・税抜)。5名以下のサービスは0として計算します。

基本料金(年払い)   改定前 77,760円 / 改定後 83,760円
                     (月払いなら 改定前 7,980円×12 / 改定後 8,980円×12)

従量課金(1か月)
  給与       (【確定処理する人数】−5)× 300円
  勤怠       (【在籍中の従業員数】−5)× 300円
  経費       (【その月に使う人数】−5)× 500円
  社会保険   (【在籍中の従業員数】−5)× 100円
  年末調整   (【在籍中の従業員数】−5)× 100円
  マイナンバー(【登録する従業員数】−5)× 100円
  人事管理   (【在籍中の従業員数】−10)× 600円
  会計       (【会計のユーザー数】−3)× 300円

年額 = 基本料金 + 従量課金の合計 × 12
税込 ≒ 年額 × 1.1

使っていないサービスの行は外します。公式サイトにも料金シミュレーションのページがあります(料金プラン から入れます)。

人数が思ったより多く数えられる所

  • 退職した月は数に入る — 月の途中で1人辞めて1人入ると、その月は11人で数えられます。10人ちょうどの会社は、入れ替わりの月に人事管理の600円がかかりえます(公式の数え方からの読み取り)
  • 勤怠は、自動で追加される「全権 管理者」も数に入る — 管理者を従業員とは別に登録していると、その分1人増えます。打刻のない月でも、「在籍中」なら数えられます
  • 経費は、「承認」「管理」の権限の人は、使っていなくても数に入る — 「一般」の権限の人だけが、その月に申請や明細の登録をしたときに数えられます。社長を承認者にすると、社長は毎月1人に数えられます(経費のプランについて)
  • マイナンバーは従業員本人だけ — 扶養家族は数に入りません。ただし、従業員数と取引先の登録数の 多い方 で数えます(マイナンバーの利用料金)
  • 入社前の従業員は数えない — 月末の時点でまだ入社日の前なら、先に登録しておいても数に入りません

実際の請求の内訳は、「料金内訳」画面で確認できます(料金明細の確認方法)。試算と合わないときは、ここでサービスごとの請求額を確かめます。

年払いか月払いか

支払い方の差は、基本料金の部分だけに出ます(従量課金は、どちらでも月ごとに人数を数えます)。

  • 改定前:年払いの方が 年18,000円 安い
  • 改定後:年払いの方が 年24,000円 安い

月払いを選ぶ理由が「最初にまとまった額を払いたくない」だけなら、年払いを検討する余地があります。途中で変えたときの請求の扱いと、改定の前に年払いへ切り替えた場合の扱いは、法人料金改定の記事 にまとめています。

向かない会社・この試算の限界

  • 給与・勤怠を別のソフトで回していて、会計と請求書だけ使う会社 — 各サービスのユーザーが3名以内なら、スモールビジネス(年53,760円・改定後64,560円、税抜)も候補です。マネーフォワードに払う額は、この記事の試算よりかなり小さくなります(ほかのソフトの料金は別)
  • 経費精算を全員に使わせる会社 — 5名を超えた分が1人500円なので、10人全員だと月2,500円。経費だけで年30,000円です。申請する人を絞るか、全員に使わせるかで、年額が変わります
  • オプションを多く使う会社 — ビジネスプランのAI-OCRは、今は月101件目から1件20円(2027年6月1日からはオプション料金なし)。経費のオペレーター入力(1枚20円)なども試算に入っていません
  • 販売店・税理士事務所を通して契約している会社 — この記事はWeb契約の料金です。請求元に確かめてください

一人担当が社長に出すときの一言(見本)

【 】の中だけ埋めて使えます。

マネーフォワード クラウドで、会計・給与・勤怠・経費・労務をそろえた場合の費用です。
ビジネスプラン・【年払い】で、従業員【10】人なら年【161,760】円(税抜)です。
内訳は、基本料金【77,760】円と、人数で増える分が月【7,000】円です。
2027年6月以降の更新から基本料金が年6,000円上がり、年【167,760】円になる見込みです。
1人増えるごとに、月【900〜2,000】円増えます。

まとめ

  • 10人の会社でマネーフォワード クラウドにそろえると、ビジネスプランで 年13万〜16万円台(税抜・年払い・改定前)
  • 年払い・改定前なら、年額の4〜5割は 人数で増える分(月払い・改定後では3〜4割台)。給与・勤怠は5名、人事管理は10名を超えると増える
  • 2027年6月以降の更新から、基本料金が年6,000円(年払い)上がる。従量課金の単価は変更の記載なし

次に決めること: